俺たちの留学体験談!

ロンドン留学で学んだ『リスカするなら人生逃げても良いんだぜ!』って話

この記事は4分で読めます

ロンドン留学で学んだ『リスカするなら人生逃げても良いんだぜ!』って話どうも、
ブログ管理人の塩辛です。
 
 
今回は、僕がロンドン留学中に体験して分かった
 
【人生なんて辛かったら、逃げても良いんだぜ】
 
 
ってことについて話していこうと思います。
 
 
ちょっと辛い話になるかもだけど、
最後まで読んでくれたらうれしいです。 
 


 

友達から突然のカミングアウト

 

僕がロンドン留学中、
日本人の友達がいてました。
 
 
よく留学したら日本人の友達は作るなって
言うけど、
そんなの真っ赤なウソだから!
 
日本人の友達は絶対に作るべきだ。
 
その理由はこっちのブログに書いてるから読んでみて

 
 
 
で、話は戻るけど、
 
そいつの名前はサトシ(仮名)
 
僕よりも先にロンドンに留学に来てて、
僕にロンドンのいろんなことを教えてくれた。
 
 
ロンドンで美味しくて安いご飯を食べたいなら
ここだよ
 
 
それは、英語ではこうやって言うんだよ
 
 
本当に優しくて親切な奴だった。
 
ただ、
ちょっと話が面白くなくて
空気が微妙になる時もあったけど、
それなりに楽しくロンドン留学を満喫してた。
 

 
そして、
留学には絶対に出会いもあれば
お別れもあるわけで、
 

サトシが先にロンドンから日本へ帰国することになった。
 
 
じゃあ、さよならパーティーするか
 
 
ってことで
ロンドンのパブで飲んでた。
 
ロンドン、いや、イギリス人って
日本人から見れば
ちょー特殊で
 

 
ビールと言っても
超ぬるい。

 

 
もし、日本の居酒屋であんなビール出せば
サラリーマンに
一発でブチ切れられるくらいのぬるさ。
 
 
部長!俺、店長に抗議してやりますよ!
ってw

 
日本なんて
美味しく飲むためにジョッキまで凍らしてくれる店もあるってのに
ロンドンでは、普通にぬるいビールが出てくる。
 
 
ちなみに
『コールドビア、プリーズ』
って言ったら、
冷たいビールが出てくる。 

 
 
 
このぬるいビールをチビチビと飲みながら
ジャックポットしたり、
ビリヤードしたり
って感じがロンドンのパブ(居酒屋さん)の風景。

 

 
本当に、文化ってこうも違うから面白いわけで。
留学する意味って
このビールのぬるさ一つ体験することですら貴重だと思う。
 
 
しかも
ロンドンのパブって
お店の中で飲んでも良いし、
お店の外で飲んでも良い。
 

 
だから、
僕とサトシ、たけちゃん(仮名)と3人で
外の道に座ってぬるいぬるいビールを飲んでた。
 
 
もう帰国しちゃうんだねー
寂しくなるなー
 
 
そんな話してた。
 
 
そしたら、
サトシが突然泣き出した。
 
『ありがとう、本当に一緒に遊んでくれて嬉しかったよ』
 
 
って。
 
 
おいおい、どうした(;゚Д゚)
なに、センチになってんだ

 
僕たちは驚いた。
そんなことで泣くなよー
 
また日本でも会おうぜ
  
って言いながら。
 

 
そしたら
サトシが左腕を出してきた。

 
 
『俺な、日本でいじめられて何度もリスカしてた
友達もいなくてロンドンに逃げてきたんだけど
本当にお前らみたいな友達に出会えてよかったよ』

 
って。

 
サトシの左腕を見たら
何本も、何本もリスカの跡が傷があった。

 
 

 

人生って逃げても良いんだと初めて知った

 
 

その時、僕は思った。
 
人生って逃げても良いだなって。

 
僕たちは、嫌なことがあっても
どうしてもそこに留まって
なんとか状況を打開しようとしちゃう。
 
 
だけど、
自分ではどうにもならないことがある。

 
 

サトシの場合、
何が原因でいじめられていたのか
どんなことがあったのか
詳しくは知らない。
 
 
普通に明るかったし、
リスカしてた
なんて言われるまで
 
まさかコイツがリスカなんて!?
って感じだったし
本当に友達付き合いもできるし
普通にそこらへんにいる
普通の奴だったし。
 
ロンドンに留学して
そうなったのか
元からそんな感じの性格だったのかは
知らないけど
普通に友達としてやっていけたし。
 
 
ただ日本では
居場所がなかった
合わなかっただけなんだって思う。
 
 
だから
ロンドンに留学来てよかったよ
 
自信も持てるようになっただろうしな。
 
 
リスカするくらい悩んで、悩んで悩みぬいていたんなら
ロンドンに留学という形で逃げて本当に良かったと思う。

 
 

世界中の人が全員ってわけでもないだろ

 
 

日本に居たら、
普通、逃げられない。
 
 
 
狭いコミュティの属して
小さな価値観を共有して
そこからはみ出せば
いじめが待ってる。
 
 
だからこそ、
みんな無理してみんなに合わせて
個人を無くしていく。
 
 

だから、
サトシの話を聞いて
左腕のリスカの跡みて
 
人生って逃げていいんだな

 
 
って思った。
 
 
コミュニティなんて世界中にたくさんある。
自分が合わないコミュニティに
無理に属することなんてないし
我慢する必要なんてない。
 
 
逃げればいい、
出ていけばいい。
 

 
 
意地貼る必要もない、
変なプライド持つこともない
しんどいなら逃げればいいんだ。

 
 
 
決して
世界中の全員が自分のことを嫌ってるわけでもない
虐めるのは一部の人間だけ。
 
そっから抜け出せばいい。
 
違うコミュニティーを探せばいいんだ。
 
 
どこにだって
自分のことを友達だって
必要としてくれるやつは絶対にいる。

 



 
 

留学は夢や希望を叶えるだけが目的じゃない

サトシのことがあってから
いろんな人を見てきたけど、

意外と留学している奴らって
そんな奴らも多い。
 
心に傷を持っている奴も多かった。
 
 
何だろ?
感性、感覚が違うのかな?
 
日本では合わないんだろうな、考え方とか
個人のふるまいって。
 
  
団体行動好きだからな日本人は。 
 
 
 
僕も実は、
留学したキッカケの一つに
人間関係を一度0にしたかったというのがある。

 
リセットしたかった 

 
ここで書いちゃうと
めっちゃ長くなりそうだから
書かないけど。
 
 
でもある種
留学として外に出るという選択肢を見つけただけでも
絶対に、以降の人生って変わるし
楽しくなる。
 
 

 
 
人生辛かったら、逃げても良いんだぜ
留学して自分に合う新しい世界を探さそうぜ

 
ってことをサトシから学んだ。
 

進撃の巨人の世界でもそうだけど
壁の外の世界には
いろんな世界が広がっている。
 

 
価値観なんて
たかが日本の価値観だ。
世界レベルで見たら
ホンマにちっぽけな、ちっぽけな価値観だ。
 
 
 
どうしようも無くなったら
世界へ逃げよう。

 
 
無理に人にあわさなくても良い
好きに生きたらいいんだって。
逃げても良いんだって。
 
 
留学に大層な目的や目標を掲げる奴もいるけど、
そんな大層なもんじゃない!
 

 
人生の逃げ口として留学って手段もあるんだ。
 
 
言いたい奴には言わせとけばいい。 
 
 
『三十六計逃げるに如かず』だ。
 
 
ちなみに
サトシは笑顔で日本に帰国していきました

 


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